無料相談会
東京行政書士会 無料相談会
こんにちは。東久留米の行政書士、滝井です。
先日3/10に田無駅前のアスタというデパート内で10時~15時まで行政書士による無料相談会が行われ、そちらへお手伝いに行ってまいりました。
行政書士の相談会では建設業許可、会社設立等行政書士業務すべてを相談受け付けしていましたが、遺言書作成、遺産相続についての相談が多くみられました。
『なんの説明会?』
『行政書士ってなにするの?』
などというお声をかけていただくこともあり、行政書士の仕事は普段の生活でなじみのない職業だよな~なんて思うのと同時に、私も行政書士として活動するまではざっくりと遺言書作る人?相続関係の書類作る人?とあやふやだったのを思い出しました。
多くの方は行政書士って何をしているのかわからないことが多いと思います。
ということで、今回のテーマは......行政書士のお仕事についてです。
行政書士の仕事について
行政書士のお仕事
行政書士のお仕事は本当に多岐にわたります。
日本行政書士会のサイトから運用すると、
・「官公署に提出する書類」の作成とその代理、相談業務
・「権利義務に関する書類」の作成とその代理、相談業務
・「事実証明に関する書類」の作成とその代理、相談業務
・その他特定業務
とあります。なんだか難しい言葉ばかりです。笑
「官公署に提出する書類」
「官公署に提出する書類」とは主に許認可に関するもので1万種類を超えるといわれているようですが、代表的でなじみがあるものですと...
・車庫証明、自動車の名義変更、各種変更届
車を購入、相続またはお引越しした際に必要です。
・古物商許可
こちらは最近セドリ(転売)が流行っておりよく耳にすることも増えたと思います。
・飲食業許可
食べ物屋さんを開業する際に必要な許可です。
・建設業許可
建設系の仕事を一定額以上受ける等、大きくしていく際に必要です。
・宅建業許可
不動産を売買する際に必要な免許です。
このような業務が挙げられます。
聞いたことあるものも中にはあるかと思います。
「権利義務に関する書類」
「権利義務に関する書類」とは、権利の発生、存続、変更、消滅の効果を生じさせることを目的とする意思表示を内容とする書類です。
代表的なものですと....
・遺産分割協議書
遺産分割を協議した内容をまとめたもの。のちの争いを避けるために作った方がいいのですが、それだけではなく一般的には不動産の登記をする際にも必要になります。
・各種契約書
贈与、売買、賃貸を借りる、請負、委任いろいろな契約をする際にかわすものが契約書になります。
・離婚協議書
離婚する時または離婚した後に慰謝料、財産分与、子供の親権、養育費、面会交流等について夫婦で決めた約束事をまとめた書面です。
・内容証明
いつ、誰が誰宛に、どんな内容の文書を送ったかを公的に証明できる郵便のことをいいます。未払い金の請求や損害賠償、慰謝料の請求などがあります。
・定款
会社を設立する際に必ず必要な書類で、会社の根本的なルールを定めるものになります。
一部ですが、割となじみがあるものが多いかと思います。
「事実証明に関する書類」
・各種図面類
許認可を申請する際に図面の作成をすることもあります。
その他特定業務
・入管業務(ビザ申請)
これは研修を受け試験に合格し、登録した「申請取次行政書士」の資格を取得した行政書士だけができる業務で、外国人が日本に滞在する採否に津ような書類の作成、提出をします。