デジタル遺品とは？

決まった定義はないが、故人のPCやスマホ等のデジタル機器内に保存されたデータやインターネットのアカウント登録情報等のこと。

具体的には…

・PCやスマホ内に保存されたWordやExcel等のデータ

・PCやスマホ内に保存された画像や動画

・SNSのアカウント

・オンライン証券やインターネットバンクのアカウント

・Yahoo!メールやGmail等のメールアカウント

・クラウドサービスに保存されたデータ

・Netflix等の配信サービスのアカウント

デジタル遺品にどのようなトラブルがあるの？

スマホやPCのロックが解除できなくなってしまうと...

・ネットバンクやネット証券の存在を知らないままになってしまう可能性がある

・有料サイトや課金アプリの契約がそのまま自動更新されてしまう

・最新の遺影の画像が最新のものにできない

・故人の親しくしていた友人たちの連絡先がわからない

また、iPhoneのパスワードは10回間違えてしまうとデータが初期化してしまう標準搭載がされています。

後々専門家に頼むのであれば３回程度パスワードの入力にとどめておいたほうがいいでしょう。

androidは通常、iPhoneのような機能はついていませんが機種によってはそのような機能が搭載されているので事前に確認が必要です。

デジタル遺品の事前対策は？

スマホやPCのパスワードを共有することがデジタル遺品資産を守ることにつながるでしょう。

生前にデジタル遺品をリストアップしておくことでトラブルを事前に防ぐことができます。

エンディングノートにデジタル遺品の記載をすることも一つの手といえるでしょう。